終電を逃している。そんなはずではなかった。なぜなら明日はライブに出てベースを弾かなきゃならない。だけど逃した。だから帰れるところまで電車に乗って、歓楽街のサイゼリヤで、これを書いている。たぶん深夜ならではの、脈絡はないくせに妙に感傷的な、…
みんなが終電で帰ってしまうというので見送りをしてから、家に入りづらくて、自分の家なのに可笑しい、と思いながら、ポケットに入れてあった煙草に火をつけて、立ったり座ったり、携帯電話を眺めたりやめたりしながらとにかく一本を灰にした。 もう一本と思…
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