移動祝祭日

勘弁してくれ.com

朝ごはんのこと

今週のお題「朝ごはん」

 

ブログを開設してもうすぐ2週間になるのですが、書きたいことはたくさんあるのに文字に起こすのがなかなか大変で下書きばかり増える…という感じです  ウワー

 

朝ごはん。  朝ごはん食べてますか。

わたしの家は必ず朝ごはん食べる家だったんですよね

長いこと母が専業主婦という形をとっていたので、幼い頃の朝ごはんにはけっこうたくさん思い出があります

たとえば、わたしは「甘いものの後にすっぱいものを口に入れるとさらにめちゃくちゃすっぱい」ということに気づいた瞬間をよく覚えていて、それははちみつがけのトーストと野菜ジュースが朝ごはんにでたときでした   稲妻のように気づきが降りてきたんですよね   そこからはヤクルトとか野菜ジュースは先に全部飲み切ってしまっていたという記憶がある

あとは食パンを6つに切ってチーズトーストを作って パンの耳だけ残したり  パンの面と耳の狭間にあらかじめ念入りにバターを塗っておくことで最後までおいしく食べれるようにしたり バターを塗ってもらうときは  バタナイフでパンを撫でればいいと思ってる父ではなくて しっかりたっぷりまんべんなく塗りつけてくれる母に依頼することに決めていたり  こう考えるとけっこう貪欲にずるいことをしてたんですね  ワハハ

 

そう  それで  健康優良児らしく毎朝欠かさず朝ごはんを食べてたのですが、小学3年生か4年生のときに母が働くようになって  母が家に帰ってこなくなって  帰っては来るけど朝起きなくなったので、朝ごはんは提供されるものじゃなくて自分で用意するものになったんですよね   それがすごく寂しかったし、ちょっとやさぐれたような気がするけどあんまり覚えてない  なぜならまだ物心がなかったので  まあでもそもそも父は朝が早いので家族揃って朝ごはんを食べたような記憶もないな   変な感じです

 

それで結局、母とは別れて  朝ごはんを自分で用意するようになって  高校生の途中ぐらいから食べない日も増えて  そもそも朝ごはんを食べる時間に起きれない  みたいなこともままありつつ  大学生になったわたしの今年の目標は

という感じです

 

自分しか悪くないのですが、ぜったいに学校に遅れたくないし  かといって学校に遅れないために道中で走ったり急ぐのもぜったいにいやで、そうなると講義が始まる2時間前に家を出ないといけなくて、朝の身支度の優先順位が  持ちもの→服装→(化粧)→朝ごはん  になってしまうのですよね

受験生のころに  午前を諦めないやつ  と称して朝の7時とかから喫茶店で朝ごはんを食べてそのまま午後まで勉強するというのをやっていて、まあいわゆる朝活とかいうやつなんですけど、それをまたやりたいな  本を読んだり勉強したりしたい  ウォーー

 

朝ごはん  たしかに自分で用意するようになったけど、たまの休日に父が作ってくれるホットサンドはほんとうにとびきりで世界一で  1日幸せになれるんですよね  あとは一緒に喫茶店のモーニングセットを食べにいってゆで卵の殻だけ剥いておしつけるのも好き  1日幸せになるような朝ごはんを食べたいな   はい   そういうことだな   正解がでました

 

朝ごはんって 穂村弘的に言うと「生き延びる」というよりは「生きる」側の食事ですよね  食事という行為自体は「生き延びる」側なのに  と考えると、どこか享楽的で儀式めいたものを感じてしまう  すごく情緒あるしポエジーな行為と思います   幸福な朝食  儀式としての朝食   自分のためだけの朝食  今年はそういうものにかける時間を作れたらいいな   あと友だちと遊ぶときに朝ごはんから一緒に食べる回をやりたいです

 

 

2017年にやりたいこと

 

今週のお題「2017年にやりたいこと」

 

ブログはお題を出してくれるのでいいですね   2017年  やりたいことが多くて多くてウォーという感じなのですが  とりあえず挙げてみます

 

たくさん本を読む

中学時代は図書室の本棚の右上から左下までを征服するのが快感で 好き嫌い関係なくどんな本もがぶ飲みするみたいに読んでいたのですが 高校に入って 読書に関してちょっと気にくわない制度があって 意地を張っているうちにあんまり本を読まなくなってしまった  もちろん多忙になったのが大きいのですけど

とにかく時間を見つけてまたたくさん本を読みたいな  小説に限らず

 いいのがあったらまた教えてください

 

たくさん映画を観る

2016年も割とたくさん観たと思うのですがさらにたくさんいい作品に出会いたいな  あとは感想や考えたものをちゃんと残していきたい  どんな映画を好きなのかどんな映画を観たいのかを言語化してみたいです

 

たくさん展示に行く

去年は上半期わりと頑張っていたのですけど下半期完全にさぼってしまった

さぼるもくそもないんですけど それでもまあ さぼりましたよね  いまは写真と建築とインスタレーションに興味があります  大学で前期に履修してた西洋芸術の講義がたのしかったので自分でもうちょっと体系的に勉強してみようかなという気持ち  ロシアに好みの画家を見つけたのでちょっと追いかけてみたいな  あとは美術館でやってる展示だけじゃなくて 個展にもたくさん出かけたい  とりあえず富山に行ってみたい美術館が3つあるので 行きます

f:id:skr8823:20170108141141j:image

ロシアの好きな画家(Константин Разумов)の絵

みた瞬間自分の周りの空気がかわってしまった  写実主義かつ印象派て感じ  めちゃくちゃ現代的で不思議な感じです

http://maherartgallery.blogspot.jp/2012/01/konstantin-razumov-russian.html?m=1

 

まあまとめると 文化にお金をかける  見識を広める  教養を身につけるぞ〜〜 ということです

 

肌をピカピカにする

肌をピカピカにします 七難隠していくぞ

 

ロシア語をがんばる

専攻語がロシア語になったのは完全にたまたまなのですが  何か縁があるんだろうなと漠然と考えている  このメジャーなようでメジャーでない激ムズの大言語を絶対に倒してやるからなという気持ちです  あとはロシアに行きたい  夏にチャンスがあるので少し考えてみます

 

フランス語をがんばる

これは無事に進級できたらの話なんですが 兼修語学というのがあって  フランス語をとろうとおもっているので それをがんばります

 

新生活を始める

引っ越しをする予定があって 通学には不便になるので もしかすると一人暮らしが始まるかもしれないという感じ

よく考えて決めたいです  通学時間が短くなるのは本当にありがたいけどな〜〜〜  なんにせよ進級後はキャンパスが変わるので生活を整えていきたい

あとは 最近  一生この器 からだ で生きてゆくんだなあ ということをよく考えるので 体を気遣う  体調を整える  とりあえずタスク管理をちゃんとやります

 

日記  ブログを続ける

続けます  ビバ記録  ビバ言語化  

 

触れず嫌いを克服する

さまざまに対して保守的なので 音楽にせよ本にせよアイドルにせよ食べ物にせよ映画にせよ  触れず嫌いというか 腰が重くなってしまうことが本当に多い  人生の短さ…!と思ってしまうんですよね   でも去年 ひとから猛烈にシネマ歌舞伎をおすすめしてもらって、それを観に行ってめちゃくちゃ感動して…ということがあり、自分の世界が広がった実感があったので、触れた結果好みじゃなかったりよくわからなかったりすることを恐れずにちょっとずつ克服していこうと思っています  なにとぞお付き合いください

 

サイゼリヤでべろべろによっぱらう

サイゼリヤでべろべろによっぱらいたい。サイゼリヤでべろべろによっぱらいたくない?

サイゼリヤじゃなくても 今年は20歳になるので  よく知っている人とたくさんお酒を飲みたい

 

親孝行をする

20歳になる年  このタイミングで母親と再会して  なんとかうまいことやれるようになったのはすごく大きいなと思います  20年間のご愛顧に感謝を込めて 自分なりに色々考えてやってみたいな

 

高校の先生に会いにいく

諸事情あって卒業がめちゃくちゃ危うかったわたしを あの手この手で卒業させてくれた先生に会いに行きたい

高校で単位が足りずに卒業ムリかもだったわたしが現役で第一志望の大学に合格してフル単してるのめちゃくちゃ面白くないですか

べつに全然面白くないし語弊がありまくるんですけど  まあ別で記事を書きます

 

好意を隠さない

これ去年から言ってるんですけど  今年も引き続きがんばります  ちょっと意識してから楽しいことが劇的に増えた  あと友達も増えた

 

 

なんか雑多になってしまったしまだまだこれから出てくるんだろなという感じですが  こんなところです  

本年もよろしくお願い申しあげます  !

 

 

移動祝祭日

 

移動祝祭日を知っていますか。

 

天皇誕生日やこどもの日のように 毎年決まった日にある祝日ではなく 天体の動きで毎年日付が変わる祝日のことを移動祝祭日といいます。

 

移動祝祭日という追想記を知っていますか。

  

ヘミングウェイの遺作なんですけども 「もし君が、幸運にも青年時代にパリに住んだとすれば、君が残りの人生をどこで過ごそうとも、それは君についてまわる。なぜならばパリは移動祝祭日だからだ」というやつです。

 

 

君が残りの人生をどこで過ごそうとも、それは君についてまわる。

  

完全に呪いやんけという感じなのですが、 持ちはこび可能な祝祭日 呪いとしての祝祭日 一生自分についてくる青年期 のろいとまじないは似ている。

 

自分がすこしでも機嫌よく さまざまに折り合いをつけて 健やかでたくましく平らかに生活できるように やりたくないことはしなくてすむように 祝祭日を持ち運べるように 着脱可能な物心を手に入れられるように 感じやすい心をうまく守れるように 全員でしあわせになれるように 全てを祝福できるように

 

たぶんわたしは今、自分で自分のことを呪っている最中で、自分で自分におまじないをかけている最中なんだろうな 人生の中のそう短くない それでも短い そういうところにいるような気がする 刹那主義的すぎるかな そういう意味ではわたしは広義のパリピですけど また別の話です

 

勢いではじめたブログに感傷的なタイトルをつけてしまった言い訳をだらだら述べてみたのですが なんにせよ自分のなかに移動祝祭日という語彙を見つけられてうれしかった

 

今日は2017年1月6日です