移動祝祭日

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東京にいく

        突然ですが、東京に行ってきます。いまは新幹線の中です。日帰りなんですけどね。ワハ   お手伝いしているバンドの東京でのライブに出演することをめちゃくちゃお願いされて、めちゃくちゃ断ったんですけど、新幹線代を出すと言われて、あなたが出てくれればすべて丸く収まると言われて、渡航1週間前をきっているのに、行ってきます。おひとよし!

 

        東京に行くのは去年の10月にGalileo Galileiの活動休止ライブを観に行って以来なんですが、あれはめちゃくちゃ楽しかったな、平日で普通に大学があったんですけれど、知ったことか!ガリレオの活動休止より大ごとがあるか!と思ってチケットを取って、友達とは現地集合だったのでひとりで飛行機に乗って行ったのでした。そのまま安いホテルに泊まって翌日はベタな観光をして  大学生の自由を噛み締めたな〜〜  いい催しでした。

        東京ってやっぱり言葉自体に強い力があって、ステイチューンのパーリナイも東京だから絵になるけどそれが大阪や名古屋だったら全然お話にならないし、東京にしかないものってたくさんあるように感じるし、だからいっかい東京に住んでみたいな、1年くらい。それで挫折するならするで、とりあえずいっかいやってみたい。モラトリアム延長の券はどこで買えるんでしょうか。

 

        今回は新幹線で移動しているわけですが、これがなぜだかめちゃくちゃ緊張してしまって、だけど乗ってみたら呆気なくて、チケットを取るのも飛行機よりもよっぽど簡単で  なんだか不思議な感じがしています。たぶん新幹線に乗ること自体が小学1年生以来とかで、家族と一緒の大旅行のイメージがあるからだと思う。そういうのをちょっとずつ更新していって新幹線もいずれほんとに大したことないってなるのかな、寂しい気がしてしまうけど大人ってそういうことなのかもしれない。飛行機はそもそも去年の夏に友人と2人ではちゃめちゃなトランジットをやりながらオーストラリアに行くやつをやってたのでお手の物だった。あのときは遺書を書くほどコチコチになって出発していたのですけどね。

        あとまた別の話ではあるのですが、わたしは新幹線の駅の外や空港の待合室のよそよそしい感じが大好き、特に早朝は最高です。みんなこの場から始まっていく  誰もここが終着点ではない感じ。普通の電車の駅とかだと出発前の余白みたいなものはほとんどないから やっぱりこの雰囲気は独特だよなあ、空港で働こうかな。空港で働こうかな というのは、いつも空港的雰囲気のところに来ると思い出すけどそれ以外のときはまるっきり忘れていることで、だからまあ空港的雰囲気はわたしにとってけっこう特別なものらしい。

 

       

        さてそうこうしているうちにいまは京都を通り過ぎて田んぼだらけのところを走っています。もうすぐ名古屋に着くって放送のお姉さんが言っている。東京に着いたら楽器を駅に預けて国立西洋美術館アルチンボルド展をみるつもり、だからめちゃくちゃ早起きしてめちゃくちゃ低血圧です。ヒィ   そのあとは上野でお昼ご飯を食べて下北沢の本屋さんに遊びに行こうと思っています。下北沢のライブハウスでライブするなんてバンドマンみたいでおもしろい。ライブが終わったら最終の新幹線で家に帰って 明日は明日でまた別のライブです。大統領かな???というスケジュールのハードさ!がんばります。 では!