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LINEが苦手

 

  LINEが苦手!!!という気持ちが高ぶってこのようなツイートをしたわけですけども、どうしてそんなにいやなんだろう、ということを考えてみようかなと思う。

 

  まず、その「苦手!!!!」という気持ちが高ぶったきっかけは、ちょっと大きなライングループに「返事は24時間以内にしましょう、それをこえて返信がないのは迷惑をかけているという自覚を持ってください」という旨の告知がなされたことなんですけど、その文言を理解した瞬間に、本能的に全身が拒否してしまった。なんのための既読機能だよ、うんざりだ、仕事でもないしなんの責任もないのに、あんまりだ。ウウウウウ

 

  おもうに、わたしがLINEを苦手な理由は「相手のタイミングで強制的に会話が始められて、連絡がつく・つかないのカウントがスタートされる」ことだ。結局わがままなんですけどね。だって返せるし。だけどすぐ返して当たり前とか、返事が遅いって勝手に判断されたりすることに耐えられない。遅いって、そっちが勝手に始めただけでわたしは始まってもないんだから遅いも早いもないでしょうに、と思う。「いまからおはなしちょっといいですか?」とか、「この問題についてはLINEで話し合おうね」とか、そういうお互いの了解がないのに一方的にメッセージをおくってきておいて遅いだの早いだのとは勝手なことだなあと思うのだ。その話をしたいときもあればそういう気分じゃないとき、それどころじゃない時だってある。勝手に数え始めておいてこちらを責めてくるのなんか違うのではないですか、と思う。

 

        たぶん多くの人にとってLINEはすでにソーシャルなもので、好む好まないにかかわらず正式な連絡手段として不可欠なものなんだとおもうんだけど、わたしにとってはすごく個人的なものというか、自分の裁量でやれる幅が広いと思っているというか、そんな感じ、つまりわたしは個人の領域をよくわからない人に侵されるのがめちゃくちゃ嫌いなんだろうなあ、そうはいかないことをわかっていながら、理屈の上ではいつアンインストールしてもいいはずでしょ?と思っている、そのためにメールや電話があるんでしょう、結論を申し上げますと、これは、まああの、わたしが全面的に悪いです。

 

        こういうことでごっそり心身の体力を持っていかれるのを何回もやってしまう、いろいろ不適合な気がしていますが、確かにわたしは悪いですけども、間違ってはないと、そういうふうにも、思う、懲りていない、ウエーン

 

        わたしは信用できるもの以外は信用しないしできないし、やりたくないことは絶対にやりたくないんだけど、そうやって生きていきたいならそれ相応の強度を身につける必要がある、そしてそういう強度をもって背筋を伸ばしている人のことをとても美しいと思う、ヨッシャ!