移動祝祭日

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避暑留学 移動

        8月31日12:38です。路面電車のなか。f:id:skr8823:20170831183803j:image

昨日の話をします、昨日は移動の日。朝6:30に家を出て(結局6:00はムリだった)コンビニに寄って化粧落としを買ったりして、お父さんと一緒に空港へ。ターミナルビルで1時間かけて外貨の両替とWi-Fiのレンタル。500MBがよく分からなくてつらかった。全ての手続においてお父さんはわたしの一歩後ろにおり、お金を払うだけという感じで、それをめちゃくちゃ心細く感じたけれど そういえばわたしはもう20歳で、こういうこともちゃんとできるようにならないとだめなんだな、と思った。そういうのって大人になったら自動的にできるようになるんじゃないのかよ、話が違うんじゃねえかよ、お? というのは冗談で、わたしは様々な事柄において1度目はビビるけど2度目以降に強いというアレがあるので次からは大丈夫だろう、ウム。それで、締め切りぎりぎりにチェックイン。一緒に行く子たちの中で最後だった、ワオ キャリーケースの預け入れや発券のあいだは見送る人も並んでよくてほのぼのしているのにそれを済ませて手荷物検査に移る時に急に別れなければならないのでいつもびっくりしてしまう。わたしが列に並び、お父さんは列の外から、気をつけてね、いろいろ失くさないようにね、達者でな、みたいな話をした。最後に振り向いて手を振ったあと めちゃくちゃ泣きそうになってしまった。すでにホームシック なんというありさま!
検査を終えてゲートのところに行くと同じ専攻の皆さんが揃って座っていた。荷物わかんないよね〜〜とか、寮の情報なさすぎないか?!??!とか、そういえば久しぶり!とか、そういう話をしていて、まあ こんなに安心な留学もないよな、と考えたりした。友人たちと一緒に大学間提携の1ヶ月の留学。ひとりで旅行に行ったり留学に行ったりするよりはるかに安心、初心者向けだ。

        ロシアへは韓国経由で行く。韓国まで2時間、客室乗務員の人たちは日本語を話せる人も多いのだけど、なぜか絶対に韓国人に間違えられて韓国語で話しかけられる。困っているとパッと日本語に切り替えてくれるので、だからどうということは全然ないのだけど、自分がアジア人に見えるのだということを痛感する。 睡眠不足もあって、搭乗即就寝してしまい、座席の前に「お目覚めですか?機内食やその他のサービスが必要でしたらお気兼ねなくお声がけください」みたいなシールが貼られていて恥ずかしかった。お目覚めです!!

        韓国で乗り継いでロシアまで10時間、後ろの座席に小さい子供が乗っており、めちゃくちゃ座席を蹴られる。まあでも、10時間じっとしているのもじっとさせるのもしんどいよな…としばらく我慢する。座席の前の画面にフライトの残り時間が表示さるているのが助かった。なんとなく10時間待つのと後どれくらいかわかって待つのとでは全然ちがう。 

        スティーブン・ミルハウザーエドウィン・マルハウス を読む気でいたんだけど強烈に眠いのとなぜか機内がおやすみモードで暗くなってしまったのとで60ページぐらいしかすすまない。おやすみモードが終わった後の熱いおしぼりのサービスがうれしかった。機内食 なぜかわたしだけ飛ばされて心細い思いをした。チキンを頼むと韓国風の辛いシチューが出てきて、からい!あかん!おいしい!むり!からい!うまい!をひとりで繰り返すなどした。 全体的にサービスが行き届いていて、去年の夏にやったはちゃめちゃなオーストラリア旅を思い出して 格安航空アカンな……と思ったり、モスクワに着く頃には日本時間23:00ごろなんだけど、雲の上を飛んでいるのでずっとめちゃくちゃ明るくてどうにかなってしまいそうだと恐れおののいたり、移動に費やした1日って空白という感じがするんですけど、お父さんや友人はいつも通りしっかり1日を過ごしたんだなあとか いろいろ考えました。
空港に着いたらモスクワ大学の人たちが待っていてくれて、バスで2時間くらいかけて宿泊するところへ。寮で、3人にひとつ共有スペースがあると聞いていたのですが、なんというか、ホテルだった。朝ごはんは無料ならしい。2人部屋で、9月に入ったらまた部屋が変わるのであんまり荷物を広げ過ぎないようにいろいろ準備して 洗面だけ済ませてすぐに眠った。ずっと縦の状態だったので横になれてうれしかった、体がバキバキ鳴っておもしろかった。横は最高。時差で6時間よけいにねれるのでハッピー!