移動祝祭日

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海外研修 1日目 ②

 

さて、香港から飛行機を乗り継いでタイに向かいました。乗り継ぎの手続きの間  研修の参加者誰とも会えなくて  ちょっと泣きそうになりながらなんとか飛行機に乗ったら 引率の教授が飛行機の搭乗時刻のぎりぎりを攻めたらしくて、機内で何度も名前が呼ばれていたので  飛行機間違ってなかった〜〜〜〜!とホッとしました。タイとは時差が2時間あって、タイの方が早いのですが、その関係もあってか機内食がまた出てきておもしろかったです。おなかいっぱい

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そのあとは数独に夢中になっているうちにタイに着きました。めちゃくちゃ蒸し暑い !日本から着ていたヒートテックを脱ぎ損ねて痛い目にあいました。

タイといえばタイ文字なのですが 仕組みが

全然わからなくてかっこいい。

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タクシーに分乗してホテルに向かおうとしたのですが、たぶん人数が多すぎるとかで乗せてもらえず、その交渉にはやっぱり英語を使うわけですけども、双方が英語母語話者ではないという状況で、たとえ片方だけが話せても全く意思の疎通ができないということに直面しました。結局うまいこと乗せてもらえたのですけど。

 

タクシーの車窓から見るタイの街の印象は、生活感がすごい!!!というものでした。郊外から都心に向かったのですが、都市計画なんてあったもんじゃないんだろうなあという感じ。乱立するパラボラアンテナに多すぎる窓。だんだん都会に近づくにつれて近代的なビルも多くなるのですが、近代的というか前衛的というか、東南アジアってけっこうそういう建物が多いイメージなんですけど、直方体のビルの上に寺院の頭のあの玉ねぎの部分だけがのっかっていたり、テトリスのピースみたいな形だったりでおもひろかったです。

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テトリスのピース

 

あとは、日本のマンションって ベランダが直方体から突き出していると思うんですけど、タイのマンションは ベランダがへっこんでいて 直方体としてのすべすべを保っているという感じで、かっこいいな〜〜と思ってみていました。 

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こんなかんじ

 

太陽が大きくて空にぽっかり穴が空いてるようだった。なかなか沈まなくて、沈んだ後もしばらく空は明るくて、それで、急に暗くなる  という感じでした。月も異様に黄色いし、地球って丸いんだなあ!

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それから国王の死を悼んで服喪を表明する看板を本当にたくさん見かけました。わたしが泊まっているホテルの最寄り駅には菊の花と等身大写真といっしょに祭壇がつくられているほど。わたしたちも、高校や大学を訪問する際にはそれに配慮したフォーマルな服装をするように指導されています。これこそが文化の違いというか、そういうものを感じました。

 

 

ホテルに荷物を置いたらつぎは列車とバスで市場へ向かいます。列車の切符はオセロのコマみたいなやつ

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タッチで改札に入るのですが落とさずカッコよく通過するのがめちゃくちゃ難しい  モタモタしているとゲートが閉まって体が挟まれます。骨盤が割れるかとおもった。あとエスカレーターがめちゃくちゃ速い  

列車の中はクリーム色の電灯にくすんだ群青色のつり革でめちゃくちゃ情緒があるのですが、なんせ 乗客がしゃべるしゃべる! 列車で電話をすることなんかおかまいなしでした。つり革が座席名前じゃなくて通路の真ん中にあるのでどこに立っていいかちょっとどぎまぎした。座っていて圧迫感がないのはいいことですね。

 


市場ではいろんな夜店が出ていて よくわからないものにいろいろ挑戦したりした 竹筒にココナッツミルクで炊いたお赤飯をつめて焼いたやつが美味しかったです。ココナッツパンケーキをそうだとは知らずに食べて、なんか食べたことあるこの味!となって、全員でいっぺんにミスタードーナツのこれ

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をおもいだしてゲラゲラ笑いました。蒸し暑くて、昼間に道路が焦がされた匂いが町中に残っていて、なんというかお祭りの日みたいでした。これが日常という生活もあるんだな〜と  スーツ姿で生ぬるいミニマルで得体の知れないお寿司を買って帰る女の人を見て、ちょっと気の遠くなる思いがした。

 


市内のバスは轟音で すごい速さではしる 全てが大仰です 停留所に停留している時間は10秒ぐらい  運賃のシステムはわりにいい加減で、係の人が集めに来る 見逃しが多いし確認もしない  車壁はブリキで床は古びた木のフローリング  蛍光灯と無骨な扇風機が何台もぶらさげられていた

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ホテルのシャワーは水しか出なかったけど、蒸し暑いのでそれでもとっても気持ちよかったです


黄色い二段ベッドの下の段で眠ります

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明日もハードだ!