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父親のこと

 

わたしは父親がだいすきです。彼の考えは筋が一本通っていて納得しやすいし、ユーモアのセンスがあり、よく働き、よくお酒を飲み、ときどきお茶目で、なによりわたしのことをめちゃくちゃだいすきだからです。

ということで ちょっと父親についてのアレコレをまとめて置いておきたいと思います。わたしのおとうさんは最高

 

 

54歳2人とパリピの定義について語り合った結果彼らは刹那主義なんだなあという結論になって、父が じゃあ俺は広義のパリピだな と言ったのやばかった 父親がパリピ

 

交通事故のニュース見て「あと1秒でも家出るの遅かったらこんなことにならんかったのにね」と言うと 「死ぬ人は死ぬ、行きに死ななくても帰りに死ぬ、その日に死ななくても近いうちに死ぬ、そういう風にできてる」と返してくるような父のそういうとこばっかり受け継いでるようでウワーー

 

家庭環境が家庭環境だったので、わたしがグレて不良にならなかったのは完全にたまたまやぞ、と日々すごんでいるのですが、父は連絡さえすれば門限もないし多少無茶な遊びでも相談すれば応援してくれ、それは自分の遺伝子を信用してるから 私が父の遺伝子を持っている限り極悪非道な笑えない無茶はできないはずだということらしく、信用であり呪いであり愛であり、そういうのを裏切れないなあと思ってまた不良から遠のいていく 父は はちゃめちゃだけど筋が通っているのでとても好き

 

ちゃんとありがとうとか言わないとあかんな〜と思ってたまに突然お父さんにありがとうございますとだけLINEするんですけどどうやら怯えさせてしまっていたみたいで反省

 

 

とはいえ定期的に父がくそったれになる日があって  理不尽で声のでかい話の通じないくそじじいに変貌を遂げるのですが  そういうときはほったらかしておくしかないようですね

 

家が揉めて 高校に行くのがしんどくなって  そんなときにできるかぎりわたしを連れ出してくれたのは父だし  のびのび勉強して やりたいことを見つけて それができる大学に入れたのも父のおかげです。  夜中に わざわざお鍋であっためたカフェオレを差し入れてくれるのは全然当たり前じゃないんだぞ ということを心に刻みなおす日々です。

 

2017年にやりたいこと  というエントリにも書いたのですが、今年はいっぱい親孝行をするぞ!というきもちです。もちろんおかあさんにもね。