朝ごはんのこと
今週のお題「朝ごはん」
ブログを開設してもうすぐ2週間になるのですが、書きたいことはたくさんあるのに文字に起こすのがなかなか大変で下書きばかり増える…という感じです ウワー
朝ごはん。 朝ごはん食べてますか。
わたしの家は必ず朝ごはん食べる家だったんですよね
長いこと母が専業主婦という形をとっていたので、幼い頃の朝ごはんにはけっこうたくさん思い出があります
たとえば、わたしは「甘いものの後にすっぱいものを口に入れるとさらにめちゃくちゃすっぱい」ということに気づいた瞬間をよく覚えていて、それははちみつがけのトーストと野菜ジュースが朝ごはんにでたときでした 稲妻のように気づきが降りてきたんですよね そこからはヤクルトとか野菜ジュースは先に全部飲み切ってしまっていたという記憶がある
あとは食パンを6つに切ってチーズトーストを作って パンの耳だけ残したり パンの面と耳の狭間にあらかじめ念入りにバターを塗っておくことで最後までおいしく食べれるようにしたり バターを塗ってもらうときは バタナイフでパンを撫でればいいと思ってる父ではなくて しっかりたっぷりまんべんなく塗りつけてくれる母に依頼することに決めていたり こう考えるとけっこう貪欲にずるいことをしてたんですね ワハハ
そう それで 健康優良児らしく毎朝欠かさず朝ごはんを食べてたのですが、小学3年生か4年生のときに母が働くようになって 母が家に帰ってこなくなって 帰っては来るけど朝起きなくなったので、朝ごはんは提供されるものじゃなくて自分で用意するものになったんですよね それがすごく寂しかったし、ちょっとやさぐれたような気がするけどあんまり覚えてない なぜならまだ物心がなかったので まあでもそもそも父は朝が早いので家族揃って朝ごはんを食べたような記憶もないな 変な感じです
それで結局、母とは別れて 朝ごはんを自分で用意するようになって 高校生の途中ぐらいから食べない日も増えて そもそも朝ごはんを食べる時間に起きれない みたいなこともままありつつ 大学生になったわたしの今年の目標は
来年は精神的にも時間的にもゆっくり朝ごはんを食べる生活を手に入れるぞ〜
— ワ (@medetais) 2016年12月31日
という感じです
自分しか悪くないのですが、ぜったいに学校に遅れたくないし かといって学校に遅れないために道中で走ったり急ぐのもぜったいにいやで、そうなると講義が始まる2時間前に家を出ないといけなくて、朝の身支度の優先順位が 持ちもの→服装→(化粧)→朝ごはん になってしまうのですよね
受験生のころに 午前を諦めないやつ と称して朝の7時とかから喫茶店で朝ごはんを食べてそのまま午後まで勉強するというのをやっていて、まあいわゆる朝活とかいうやつなんですけど、それをまたやりたいな 本を読んだり勉強したりしたい ウォーー
朝ごはん たしかに自分で用意するようになったけど、たまの休日に父が作ってくれるホットサンドはほんとうにとびきりで世界一で 1日幸せになれるんですよね あとは一緒に喫茶店のモーニングセットを食べにいってゆで卵の殻だけ剥いておしつけるのも好き 1日幸せになるような朝ごはんを食べたいな はい そういうことだな 正解がでました
朝ごはんって 穂村弘的に言うと「生き延びる」というよりは「生きる」側の食事ですよね 食事という行為自体は「生き延びる」側なのに と考えると、どこか享楽的で儀式めいたものを感じてしまう すごく情緒あるしポエジーな行為と思います 幸福な朝食 儀式としての朝食 自分のためだけの朝食 今年はそういうものにかける時間を作れたらいいな あと友だちと遊ぶときに朝ごはんから一緒に食べる回をやりたいです